量産精密金属加工 コストダウンセンターの
工法転換VA・VE事例

Φ4横穴加工とザグリ箇所の加工レス化によるコストダウン事例

課題
原価低減の課題
導入効果
コストダウン
業界
自動車業界
用途
オイルポンプ用のリリーフバルブ

BEFORE

この事例は、リリーフバルブのバルブ本体への加工に関するコストダウン提案の事例です。

図は模式図となりますが、写真にある通り、側面にエアー抜き用のΦ4㎜の穴加工と、その穴に対するザグリ加工指定があり、当初は外径仕上工程において、同箇所の加工を行っていました。
お客様からは、これまでの工法を見直すことでコストダウンを検討したいというご要望をいただきました。

AFTER

そこで、精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターではまず工法の見直しを行いましたが、他工法への転換が難しいとわかりましたので、側面にあるΦ4㎜の穴加工について図面の見直しを提案しました。

具体的にはリリーフバルブとしての機能性を考慮するとエアー抜き用のΦ4㎜穴とザグリ加工が不要であると判断できましたので、お客様にご提案し、図面の見直しによる加工レス化を行いました。このVE提案の結果、1個当たり10円のコストダウンに成功しました。

ポイント

こちらのように、精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターでは、図面への見直しによるコストダウン提案を行うことも可能です。

今回は、製品の機能上不要であると考えられた横穴について図面変更をして頂き、仕上げ工程を無くすことで工程短縮によるコストダウンに成功しました。
コストダウンを検討中の案件で、他社では対応不可と回答のあった案件についても最適なご提案をいたします。
工法転換、VA・VE提案については精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターにお問い合わせください。

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量産精密金属加工 コストダウンセンターを運営する荻野工業は、開発・設計技術と解析・評価試験技術に圧倒的な強みを持ち、お客様の要望にマッチし量産精密小物金属部品を提供してまいりました。これまで培ってきた実績・ノウハウを持って皆様に高付加価値な量産精密小物金属部品を提供いたします。