量産精密金属加工 コストダウンセンターの
工法転換VA・VE事例

高い要求精度を緩和許容を提案することでコストダウン事例

課題
原価低減の課題
導入効果
コストダウン
業界
自動車業界
用途
オイルポンプ用のリリーフバルブ

BEFORE

この事例は、バルブのボディ部品のコストダウン事例です。本製品は6角面の寸法公差指定が厳しく、図にあるように頭部6角部の段差高さを均一にするようにという指示があり、品質保証を行うための検査に時間を要していました。

具体的には、加工後に各段差をハイトゲージで測定し、寸法にバラつきがないことを確認していました。
6角面の各面を測定することになるため、検査が煩雑となり、コストアップとなっていました。

AFTER

そこで、精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターより、先に記載のあった6角面の寸法公差について0.5MAXは実害ない範囲であることから「6か所が同一でなくても可」と追記することを提案しました。
この変更は、製品の機能上において問題のない変更であり、加工したワークが機能上問題ないことも試作品を用いて当社にて確認をしました。

結果として、6角面の高さについて各面を実測値で6-0.5MAX以内であることを検査すれば良いこととなり、検査の煩雑さが解消され、工数削減によるコストダウンを実現しました。

ポイント

精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターでは、製品に対する工法転換や、VA・VE提案を行うことで機能性を維持しながらコストダウンを実現することが可能です。
今回、ご紹介した事例では、リリーフバルブのボディ部分に対する機能性を維持した図面変更を提案し、コストダウンを実現しました。

ポイントは、機能性を維持する上では不要といえる公差指定を当社にて分析し、図面変更を提案。さらに、図面変更後の製品について機能性試験を行い、機能面における不具合がないことを保証し、加工コストの削減に成功しました。

他社では、これ以上コストが下げられない・・・と断られてしまった製品でお困りの方は精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターにお問い合わせください。

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量産精密金属加工 コストダウンセンターを運営する荻野工業は、開発・設計技術と解析・評価試験技術に圧倒的な強みを持ち、お客様の要望にマッチし量産精密小物金属部品を提供してまいりました。これまで培ってきた実績・ノウハウを持って皆様に高付加価値な量産精密小物金属部品を提供いたします。