冷間圧造工程の鋼材変更によるコストダウン事例
課題
原価低減の課題
導入効果
コストダウン
業界
自動車業界
用途
オイルジェット用のボルト
BEFORE
この事例は、オイルジェット部品のコストダウン事例です。従来の図面指定では、材質はSCM435を使用すること、熱処理後9T 指定(HRC28~34)となることが指定されていました。
しかし、製品自体に求める強度とコストのバランスからコストダウンの余地があるのではないかと考え、検討をいたしました。
しかし、製品自体に求める強度とコストのバランスからコストダウンの余地があるのではないかと考え、検討をいたしました。
AFTER
そこで、精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターでは、材質変更によりコストダウンを行うことをご提案しました。
従来使用していた、材質SCM435をSWCH35または45に変更及び、熱処理後9T相当の指定を廃止することを許容できないか?ということでご提案をしました。
本提案の結果、1個当たり約2円のコストダウンを実現することができました。
従来使用していた、材質SCM435をSWCH35または45に変更及び、熱処理後9T相当の指定を廃止することを許容できないか?ということでご提案をしました。
本提案の結果、1個当たり約2円のコストダウンを実現することができました。
ポイント
精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターでは製品の用途に合わせて最適な部品材料の変更を行うことでコストダウンのご提案をしています。
本事例では、製品の用途も考慮して材質変更提案を行うことにより、コストダウンを実現しました。
もちろん、HRCの数値変更などのお客様に許容いただく範囲もあるため、実現する為には機能性も考慮して実施する必要があります。
今回の場合には、当社が長年オイルジェット部品に携わらせていただいた経験を基に、部品の機能性を理解していることで実現できました。
当社では、このような部品の機能性を考慮したVE提案を数多く行っています。他社で作れないと断られてしまった製品でお困りの方は精密バルブ パーツ・継手 組立/製造センターにお問い合わせください。