加工事例詳細

農機具油圧調整リリーフバルブ

材質
S45C
サイズ
ボディ全長52㎜×六角二面幅(HEX)27㎜×先端穴径Φ4㎜
納品業界
農業機械
ロット
4,500個/月
用途・機能性
農機具油圧バルブ
製品名称
農機具油圧調整リリーフバルブ
加工工程
ボディ:NC旋盤加工×2→ポリゴン加工(六角加工)→マシニング→内径バニシング→ホーニング    ポペット:熱処理(外注)→円筒研磨→組立→検査

当加工事例の特徴

この事例は、農機具油圧調整用リリーフバルブです。材質はS45Cを使用しており、ボディ・ポペットを製作しました。

この製品は、要求精度が厳しい点が特長として挙げられ、
・内外径公差、嵌め合い公差:8~12μm
・外径公差:11μm、内径公差:12μm
・円筒度:10μm
となっています。当社では、これらの精度を満たすために、以下の点で工夫を凝らしています。

1つ目は、バニシング加工とホーニング加工を施している点です。
こちらの製品は嵌め合い公差(8~12μm)が特に精度が厳しい部分になっています。寸法のズレが生じないようにするため、バニシング加工、ホーニング加工を行っています。
また、加工条件(切削液の量、送り速度等)の最適化させ、精度を満足させています。

2つ目は、機械と人による検査で品質保証をしている点です。
電気マイクロメータで内径、デジタルマイクロメータで外径の寸法検査を行なっています。また、ポペットの底あたり、抜き差しが可能かどうかは人手による検査を行なっています。

量産精密金属加工 コストダウンセンターではこのように、複数部品で構成される製品を、部品の工法転換を踏まえ、検討を行い、コスト低減・品質の向上について提案が可能です。
パイプの冷間鍛造、絞り、曲げ、ボディとの圧入からロウ付けまで、一貫した対応が可能です。お困りの案件がございましたら、当社にお問い合わせください。

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量産精密金属加工 コストダウンセンターを運営する荻野工業は、開発・設計技術と解析・評価試験技術に圧倒的な強みを持ち、お客様の要望にマッチし量産精密小物金属部品を提供してまいりました。これまで培ってきた実績・ノウハウを持って皆様に高付加価値な量産精密小物金属部品を提供いたします。