加工事例詳細

ディーゼルエンジン用プッシュロッド②

材質
S45C
サイズ
全長234㎜×外径Φ8mm
納品業界
建設機械 農業機械
ロット
3,000個/月
用途・機能性
ディーゼルエンジンのピストン部品
製品名称
ディーゼルエンジン用プッシュロッド②
加工工程
バー材切断→ショット→ヘッダー加工凹球→ヘッダー加工凸球→調質→曲がり矯正→凸球仕上げ加工→高周波焼き入れ→テンパー→ショット→磁気探傷検査

当加工事例の特徴

この事例は、ディーゼルエンジン用プッシュロッドです。材質はS45Cで、バー材から加工を行っています。
加工は、自社設備で球面加工を行っており、製品の形状・精度を実現する為に以下の点で工夫を凝らしています。


①曲がり矯正
熱処理を行ったのち、軸の曲がり矯正が必要となります。
こちらの製品では、振れ0.3以下になるよう曲がり矯正を行っています。

②部分(両端)高周波焼き入れ
全体焼き入れを行うと、焼き入れ不要箇所にも熱が入ることで硬度は上がるものの靭性が落ちてしまい、ワレの発生が懸念されます。
そこで弊社では、ドラムコイルを自社で製作し、指定された部分の高周波焼き入れができるようにして、部分的に硬度を高くすることを可能としています。

精密バルブパーツ・継手 組立/製造センターでは、精密バルブパーツや、プッシュロッドなどの冷間鍛造品、球面加工品を多く取り扱ってきました。
材料や工法など、多岐にわたる視点から高品質で適正なコストでの製造を提案してきました。
プッシュロッドなど、高品質な球面加工、冷間鍛造加工品の製造をご検討の方はぜひ当社までお問い合わせください。

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量産精密金属加工 コストダウンセンターを運営する荻野工業は、開発・設計技術と解析・評価試験技術に圧倒的な強みを持ち、お客様の要望にマッチし量産精密小物金属部品を提供してまいりました。これまで培ってきた実績・ノウハウを持って皆様に高付加価値な量産精密小物金属部品を提供いたします。