当加工事例の特徴

本事例は、量産精密金属加工 コストダウンセンターが加工したセットスクリューという部品でアミューズメント機器に使用されます。
加工におけるポイントとして、コストダウンを念頭に材質変更提案ならびに、冷間鍛造＋切削による工法転換をご提案した点です。

当初お客様は、SS400材を指定いただき図面をお送りいただきましたが、当社より工法転換を行う上でSS400と同等材であるSGD3Mを使用することを提案しました。
また、加工内容としては、M6のタップ加工を施しており、並目で対応しています。さらに、鍛造化に伴い、頭部7.0mmに対して軸部6.00mmであることから形状の再現性が難しく、R１面をC0.1面に変更することもご提案しています。

冷間鍛造へと置き換えることでコストダウンに成功しています。