農機具用のハウジング部品
材質
FC250丸棒材
サイズ
φ30mm×42mm
納品業界
建機・農機具
ロット
月300個
用途・機能性
製品名称
農機具用のハウジング部品
加工工程
切削(スパロール加工)
当加工事例の特徴
本事例は、量産精密金属加工 コストダウンセンターが製造した、建機・農機具で用いられるハウジング部品です。材質にはFC250材を素材としています。
本事例のポイントとしては、外形部・内径部に面粗度指定が細かくある点と、材質にFC250材を使用している点です。
まず、外径・内径部への面粗度指定に関して述べると、内径部・外形部に関する面粗度はRmax6.35程度であり、当社が手掛ける面粗度の精度としてはそこまで高くはありません。
今回は、スパロール加工を旋盤後に実施することで同精度を実現し、社内設備にて精度確認も行っています。また、FC250材を素材としているため、他社では敬遠されていたようで、当社で専用機を持ち加工している点も評価いただきました。
当社ではサイト名称にもある通り、工法転換・VAVE提案を得意としていますが、今回はロット300個と少ない生産数であったため、工法転換は提案せず、精度・コストのバランスから切削加工を提案しました。