オイルジェット用バルブ②
当加工事例の特徴
この事例は、オイルジェット用のバルブです。
調質材SCM435Hを使用して製作を行いました。
小ロットの冷間鍛造加工でコストダウンを実現するために以下の工夫を行っております。
①切削加工に比べ、加工工程の低減を図っている
こちらの製品では、12角、貫通穴を冷間鍛造で成形することで切削加工と比べ、加工工程の低減を図っています。
また、横穴あけの際に両側から穴あけを行うことによっても加工工程の低減を実現しています。
②既存の金型を利用することで、コスト削減している
冷間鍛造加工において、金型は大きなイニシャルコストになりますが、既存の金型を利用することで、小ロット品でもコストダウンを可能しています。
量産精密金属加工 コストダウンセンターは、バルブ・継手の製造において、お客様のオーダー品を設計通りに製造をすることはもちろん、「耐久性」「コスト」「機能」などの点から、最適な工法や、構造をご提案致します。
従来品の機能性を維持しながらのコストダウンや構造を変更することによる機能向上が可能です。また、品質管理・品質保証をすべく幅広い検査機器ならびに、一部機能性試験にも対応しています。
また当社では、製造・組立から解析・評価・試験までをワンストップで行っております。
お困りのことがございましたら、当社までお問い合わせください。