量産精密金属加工 コストダウンセンターの
よくある質問
量産精密金属加工 コストダウンセンターの
よくある質問
- Q.ステンレス材に対して冷間鍛造により成形をした場合の特徴を教えてください。
- A.
冷間鍛造は、材料に対して常温で強い圧力をかけて塑性変形させることで、目的の形状に成形する加工方法です。冷間鍛造による加工は、高強度かつ優れた表面性状を持つ部品を製造できることが特徴です。
ステンレス材に対して冷間鍛造で加工をした場合、まずステンレスは材質として硬い材料であるため、塑性変形を行う上での形状の自由度がSCM材と比較して、低いという点が一つ、特徴と言えます。一方で切削と比較して、切子の量は抑えられるため加工コストという点ではメリットの高い成形方法と言えます。
例えば、内径に深い中空構造を持つシャフト・ボルト形状において、ステンレスを素材として指定された場合には冷間鍛造を加工プロセスにうまく組み入れることでコストダウンが実現可能と言えます。