加工事例詳細

ステンレス製パイプ

材質
LAK51
サイズ
φ11mm×60mm
納品業界
建設機械
ロット
70,000個
用途・機能性
エンジンパーツ
製品名称
ステンレス製パイプ
加工工程
冷間鍛造→切削加工

当加工事例の特徴

本製品はステンレス製パイプという製品です。形状は写真の通り、複数の段がついている複雑形状を持ち、かつ細かな幾何公差がある製品であったため、当初は切削での加工を検討されていました。ただし、切削となるとコストアップを招くため、代替の工法がないか?とご相談をいただきました。

そこで当社より冷間鍛造+切削加工で製造する工法をご提案いたしました。ただし、当初SUS430を材質として指定されており、SUS430を冷間鍛造で成形するとなると、複雑な形状を打つことができず、工法転換のメリットは限定的となっていました。
その為、当社より冷間鍛造における成形性も考慮した材質変更提案を行い、SUS430と同等材への置き換えならびに、工法転換提案を行うことでトータルでのコスト削減に寄与しました。

当初の材質指定の背景としてエンジン部品のパーツとして使用されることから高耐食性を求められており、LAK51材はこの要求にもお答えできる材質であり、性能についても問題ないと評価をいただきました。

ステンレス材冷間鍛造の加工難易度と、コストダウンのポイント▶▶▶

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